終活が必要だと感じているのに、まだ何もできていない...という人は全体の75%にものぼると言われています。 多くの人が「始めなきゃ」と思っているのに、なかなか実行に移せずにいるのです。 ここでは、まだ実際に取り組めていない人にむけて基本項目をまとめました。 大きく分けるとポイントは3つ!
これらの整理をすることで、自分自身を見つめなおすことにつながります。 そして、今という時間をより大切に生きることができる様になるのです。 新しく「やりたいこと・目標」も見つかるかも知れません。
※終活を始めたいと考えている人の多くが「60歳から」を目安にしています。 もうすぐ60代に入るという方や既に60歳を過ぎているという方は、ぜひ積極的にトライしてみてください。
終活を始める動機として圧倒的に多いのが「子供・身内に迷惑をかけたくない」という理由。 例えば、こんなご意見がありました。
もちろん、この他にも様々なご意見がありましたが、終活を必要と感じている人は約75%、実際に行動しているという人は20%以上にものぼり「必要性を感じない・わからない」と答えた人はわずか5%以下という結果になりました。 つまり、終活が当たり前の時代になってきているのです。 そこで問題になるのが、どう行動するかということ。 ここでは、その基本を考えていきます。
人生のエンディングを迎えるにあたって、考えておかなければいけないことをリストアップしてみました。 絶対に必要な項目だけを簡潔にまとめたので、ぜひ参考にしてください。 ・お金と財産を整理 預金や保険、各種カードなどの整理を始めましょう。 所有物や不用品の整理も必要です。 また、没後の遺族のトラブルを防ぐ為にも、遺言書は作成した方が良いでしょう。 この部分をしっかりと整理すれば心をリフレッシュすることができますよ! ・思い出と気持ちの整理 寝たきりや認知症になったときに、どんな暮らし方がしたいのか。 延命治療は希望するのか。 など医療関係に関する自分の要望も何かに書き記しておく必要があります。 また、アルバムや日記などの整理をして、気持ちを整理することも大切です。 ・葬儀・お墓について 自分が望む葬儀や供養スタイルをまとめておくこと。 そして、それを家族にしっかりと伝えておくことで遺族の負担を大きく軽減することができます。 金銭的にも精神的にも負担を軽くすることができるでしょう。
身内に迷惑をかけないという点を考えるのであれば、葬儀やお墓についてしっかりと考えておく必要があるでしょう。 (もちろん遺言書の作成も大切ですが...。) このサイトの特集ページなどを参考にして、ぜひ葬儀とお墓に関する要望をまとめておきましょう。 お金や財産の整理は少しずつ始められるものですが、葬儀やお墓に関しては、どうしても取り組みにくいもの。 しかし、いざ始めてしまうと「楽しい」と感じることもあるものです。 終活で葬儀やお墓に取り組むメリットは以下の通りです。
経済的な理由や承継者がいない場合は、墓地を購入しづらいもの。 そんな方には、納骨堂を選ぶことを御すすめします。 納骨堂は宗旨・宗派不問で永代供養も可能な施設が多いのが特徴。 さらに価格も墓地と比べるとリーズナブルなケースが多いのです。 もちろん、承継者がいる場合でも納骨堂を選ぶメリットは多々あります。 例えば、アクセスが抜群な施設が多いことです。 つまり、参拝者にとっても便利で利便性が高いのです。 この場合も、生前の墓地購入と同様に残された遺族の負担を軽くするということにつながりますね。
戒名は没後につけるというイメージが日本では一般的ですが、実際は生前に授かるのが筋。 そして、そうすることによって長寿の祈願にもなると言われています。 また、没後ではバタバタと慌ただしい中で決まることが多い為、知らない御坊様から授かることになります。 格式と呼ばれるランクによってお布施の額が大きく変わる為、これも、お葬式の準備で忙しい遺族の頭を悩ます原因になってしまうでしょう。 (例えば、最高ランクの格式であれば100万円~300万円のお布施が求められることもあります。) しかし、現在の日本の情勢に合わせた考えを実行しているお寺もあります。 「本寿院」というお寺では、この負担を一気に軽くすることができます。 「本寿院」ではランク(格式)を問わず一律3万円のお布施のみで生前戒名を受けることが可能です。 もちろんしっかりと歴史のあるお寺で、NHKの番組などでも紹介されたことがあります。 こういったことを、終活で学び決定しておくことよって、遺族に掛かる負担を大きく軽減することができます。