終活に取り組んでいる方でも、葬儀が終わった後の遺族の方でも「お墓が完成するまで」のフローをしっかりと把握している人は少ないと思います。 実際のところ、非常に複雑なシステムですし、いくつかのお店を比較・検討しなくてはいけないということもあり、どうしても全体像を把握しにくい状況が否めません。 そこで、ここでは完成までの流れ・全体像をまとめてみました。 ぜひチェックしてみてください。
まずは「墓地の情報を集める」というところから始めましょう。 インターネットや広告などから情報収集をしていくのが基本です。 もちろん、このサイトもフル活用してください。 このサイトをチェックするだけでも十分な知識を身に着けて、最低限の費用・労力で立派に完成させることもできますよ。 ちなみに、公営墓地に関しては募集・抽選の時期が限定されています。 あまり期待せずに、その他の部分での用意をしっかりと進めていくのが理想です。 公営墓地を探す場合は、自治体の広報誌などの限られた情報源からリサーチしていくしかないので、どうしても情報不足になりがち。 その点は注意が必要です。 次は「予算を立てる」ということに取り組んでみましょう。 お墓にどれくらいの費用をかけられるかを検討してください。 墓地の永代使用料や管理料などの項目をチェックするのも忘れずに! その次は実際に「墓地を選んでいく」作業になります。 立地条件・アクセスなどをチェックして、契約内容を検討していきましょう。 もちろん都心部であれば、納骨堂も候補として考えておくと良いですね。 その次は「石材店」を選びましょう。 石材店は中間マージンなどをしっかりと排除できているお店を選びたいですね。 また、墓地によっては石材店を指定しているところもあります。 民営墓地では墓地の所有者が石材店に墓地の販売業務を委託しているケースがあります。 ここまで来たら、後は具体的な詳細内容を決めていくだけですね。 墓石の材質や形などを決めながら、石に刻む文字などを決定します。 その他にも、どんなスタイルにするのかなどを具体的に落とし込む作業が必要になるでしょう。 この辺りに関しては、石材店からの提案も受けながら検討していく必要がありますね。 その後は実際に施工が行われるのが一般的です。 これには1ヶ月から2ヶ月を要することになります。 完成したら、開眼法要を行いましょう。 付き合いのある僧侶や寺院がない場合は寺院手配サービスなどで僧侶を呼びましょう。