終活をしていると、どうしても気になってくるのが墓石や墓地購入にかかるトータルの費用です。 総合すると、全体的にどれくらいの予算が必要になるのか、不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 確かに、お墓を建てるということにかかる費用は一つだけではありません。 いくつかの少なくない出費項目があるのは事実です。 しかし、だからと言って避けて通る訳にはいかない部分でもあります。 だからこそ、それぞれに必要な費用を把握して、大体どれくらいの予算を割り当てることができるのかを確認し理解することが大切。 ここでは、その内容を具体的に考えていきます。 まずは、お墓にかかる費用の全体像を考えていきましょう。 墓地には永代使用権を取得する為に必要な永代使用料があります。 この他に毎年の管理料も必要になります。 管理料や永代使用料は、都心部であれば多少値段が高くなりますが、郊外になるにつれて安くなるという傾向があります。 また、区画のサイズによっても値段が上下するので、一概にいくらと言うことはできません。 しかし、考え方次第では、その部分を削減することも可能ということになるでしょう。 また、墓石を建てる場合には、墓石の石材費が当然必要になります。 また、加工や設置工事などにも費用が必要です。 付属品などにも、ある程度の出費があるでしょう。 ただし、特に石材費に関しては出し惜しまない方が良いかも知れません。 可能な範囲で予算を割いておきたいところです。 安価なことで知られる中国産の石材であれば、かなり安い価格で購入することができますが、残念なことに値段が安いだけあって品質もそれなりです。 10年もしないうちに老朽化して錆びや割れが出てダメになってしまうというのが、石屋さんの常識なのだとか。 その為、中国産の石を使うことは余り御すすめできません。 もちろん、石材店・墓石店をしっかりと選ぶことができれば、低価格で高品質な墓石を建てることは可能です。 しっかりと比較・検討をかさねて依頼する石材店を選ぶようにしましょう。
墓石購入をはじめ、墓地の購入に関しても決して安い買い物ではありません。 そのため、分割払いが可能な墓地・墓石店も少なくありません。 予算をあまりとれないという場合は、こういった分割払いのサービスを利用するのも手段の一つと言えるでしょう。 特に民営の墓地では、クレジット会社や生命保険会社と提携しているところも少なくなく、建墓ローンをくめるところもあるのです。 問い合わせたり、直接話を聞きにいってみると、詳しい話を聞くことができるでしょう。 ただし、金利や支払回数は墓地や墓石店によって異なります。