お墓を建てるときにはいくつかの儀式があります。
開眼法要もその儀式のひとつです。
意味としては、新しく建てたお墓に仏様をお招きすることになります。
しかし実際に開眼法要をしようと思っても、何をどうすればいいかわからないものです。
墓地の場所によっても変わりますが、お寺の場合はお寺に相談すれば必要なものや開眼法要の日程などの相談にのってもらえます。
霊園の場合は霊園の担当者に相談すれば、開眼法要に関しての手配などをしてもらえたり、手順を教えてもらうことができます。
開眼法要には法具が必要になりますが、自分で用意することもできますし、全て込みで依頼することもできます。
方法次第では費用も変わってくるので、自宅の仏壇にあるものを使うこともできますので、ここも相談して決めていきます。
開眼法要には、身内やごく親しくしていた人に参列してもらいますので、参列者に開眼法要の日程などをあらかじめ連絡しておきましょう。
開眼法要の前にはお墓を掃除し、墓石のお清めも済ませておきます。
開眼法要を行うためには、専用の花立や燭台を使います。
ほかにも果物やお菓子など用意しますが、お墓の前に小さい台や机を置いてその上にお供えします。
お坊さんがお経をあげるなど、開眼法要を済ませます。
その後には、お坊さんも招待して会食をしますので、事前に会食をする会場や仕出し弁当なども手配しておきます。
予定次第ではお坊さんは会食に出席できないこともあります。
この場合はお膳料を渡します。
開眼法要にも費用がかかります。
お坊さんへのお布施、法具代、花・果物・お菓子などのお供物代、会食費です。
お坊さんも会食に出席する場合には、送迎の手配をするかもしくは御車料を渡すこともあります。
これはお布施と込みで一緒に渡すこともできますが、地域によって習慣や風習がある場合にはそれに従います。
お布施にも相場がありますが、これも地域によって違うので親戚や業者の人に聞いておくと安心ですね。