終活に取り組んでいる人の中で、注目を集めているお墓スタイルがあります。 それが共同墓です。 個別の石碑がないことから、比較的リーズナブルに済んでしまうというのが大きなメリットです。 しかし、その分デメリットも考えておかなければいけないので注意が必要。 今まででは考えられなかった、かなり特徴のある供養形態なので、まずは内容をしっかりと把握することが大切です。 そもそも共同墓は合葬施設とも呼ばれているもので、墓石建立費用がかからないのが特徴です。 合祀墓とも呼ばれることがあります。 都立霊園などでも既に例があり、これは合葬埋蔵施設と呼ばれています。 共同墓の最大の特徴は何度も申し上げる通り、墓石の建立費用がかからない点で、そのことから経済的でリーズナブルな埋葬スタイルと言われています。 最近では樹木を墓標とした樹木墓なども登場しており、没後は自然回帰したいという人から人気です。 共同墓の場合は、多くのケースで遺骨は骨壺で安置されます。 そして、一定期間が過ぎると骨壺から出されて他の遺骨と一緒に埋葬される形態がとられます。 遺骨が個別に保管される期間は、それぞれの墓地により異なりますが、例えば20年間は単独で保管され、その後は合祀されるというケースもある様です。 もちろん、最初から合祀されるものもあり、これは直接共同埋蔵と呼ばれているのだとか。 言い回しが難しい場合も多いので、検討する場合はその都度、墓地に電話などで確認をとる必要があるでしょう。 この様に、ひとくちに共同墓と言っても、その内容は様々です。 どんな埋葬方法をとられるか、あらかじめ調べておきましょう。
共同墓にも魅力はありますが、やはり人気があるのは通常の墓地など。 また、終活に取り組んでいる人で、墓地よりリーズナブルな形態を希望する場合、最終的に納骨堂のスタイルになるのが一般的です。 納骨堂は共同墓とは全く性質の異なるものですが、永代供養が可能であるという点やケースによっては、より穏やかでプライベートな参拝時間をもてるというのがメリット。 現代の墓地事情と合致した御すすめ度の高いスタイルです。 また、最近では施設にロビーや休憩空間が用意されていたり、バリアフリーが完備だったりと参拝者にも優しい設計がされています。 このサイトでも、納骨堂について詳細に解説しています。 もちろん、メリットだけでなくデメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。