お墓参りをする時はどのお墓からお墓参りするか、悩んだことがある人もいるのではないでしょうか。
お墓参りの順番は、ご自分の姓のお墓に1番にいくのが基本です。
ご自分の性である父方のお墓にお墓参りに行き、その次に母方のお墓参り、そしてご実家のお墓参りです。
基本はご自分の姓にならってお墓参りを順番にするべきですが、
どのお墓も同じ地域にあるとも限りませんし、現代では特に、ご家族の仲もさまざまな形があるようです。
ご家族、ご親族との繋がりが密なご家庭もあれば、ご自分のご家族よりもご結婚相手のご両親、
ご親戚との方が仲が良く密に過ごしている人も少なくないでしょう。
基本とは違って、お亡くなりになった方と縁の深い方のお墓からお墓参りをされたり、
またはお墓まで足を運びやすい方からなどというように、順番が変わることもいけないわけではありません。
お墓参りはお亡くなりになった方への想いで行うわけですから、すべて決まりどおり、基本どおりでなくともいいのではないでしょうか。
ご結婚先との兼ね合いもあることですので、年長者の方やご家族とご相談されて決めていいでしょう。
ご先祖のお墓参りにはできる限り足を運んだほうが良いですが、
お墓が遠方にあったりお仕事などでお墓参りに行けない場合は、お仏壇で手を合わせるようにしましょう。
お墓参りと同じようにお花やろうそく、お線香などつけたまま合掌します。
お墓参りのときでも、ご自宅でもそうですが、特にお盆の時期のおまいりでは、お供え物に注意しましょう。
お墓を綺麗にし、お線香をたて手を合わせている、まさにお墓参りをしている間だけお供え物をして帰りには持って買えるというのが一般的です。
理由はカラスや動物に荒らされやすいからです。
さらに他にも理由があり、お供えものにはお墓の主だけではなく浮遊霊も集まってくると言います。
豪華なお供え物は必要なく、おはぎやおまんじゅうなどが良いでしょう。