納骨堂は屋内に遺骨を納めるタイプの施設です。 お墓と殆ど同じもので、価格がよりリーズナブルになって、屋内にあるものと分類することができます。 価格的にもリーズナブルなものが多く、需要は確実に増えつつあります。 ただし、期間や費用などは施設によって大きく異なるので、その点の確認は絶対に必要です。 お墓選びのときに、納骨堂が候補にあがった場合は、いくつかのポイントを確認しておきましょう。 ここでは、そんな選び方のポイントを考えていきます。
まずは収蔵期間について考える必要があります。 収蔵期間は施設によって様々でお墓ができるまで一時的に遺骨を預かるだけの場所もあれば、永代供養が可能なところもあります。 施設によって違う場合もあれば、契約次第で異なることもあります。 収蔵期間として一般的なのは年間で区切るということ。 例えば、一年ごと三年ごと十年ごとなどで契約していく形になります。 契約満了がくれば、改めて契約を更新する必要があります。 承継者がいない場合は、遺骨を永代供養することが必要になりますね。 実際に永代供養が可能な納骨堂は増えています。 ただし、その供養の方法や期間などに差があるので、契約の前に予めチェックしておく必要があるでしょう。 例えば、ずっと遺骨を個別に収蔵しておくケースもあれば、33回忌までは個別に収蔵して供養し、その後は血縁者以外の骨壺とも一緒に保管して合祀するという形もあります。 また、参拝方法も色々と異なります。 一般的な納骨堂は御線香をあげることができないケースが多く、お花などを供えることもできません。 しかし、最近では線香をあげることができるお墓タイプの施設も増えているので、一概に「こういうもの」と断言することはできません。 それぞれの施設のホームページや資料などを確認して、自分の理想に近いものを選ぶのが大切です。 この他のチェックポイントとしては、宗旨宗派を問うかどうかや供養の形態、収められる遺骨の数などをチェックする必要があります。 収蔵期間や更新の手続きに関しても確認する必要がありますね。 最終的な遺骨の収蔵先や埋蔵先はどうなるのかという点に関しても確認しておきたいところ。 特に気になるのは参拝の形式です。 最近では自動搬送式というものも注目されているので、ぜひ確認してみてください。 このタイプは個別に参拝のスペースがもてるのが魅力です。 プライベートな参拝の時間を過ごすことができるので、人気があります。